教育機関専用インターネット回線による快適なICT教育を実現/MSK@ひかり導入

導入のきっかけ
MSK@ひかりを導入する前のインターネット回線の状況と課題
本校では、従来インターネット回線は校務での利用がメインでした。帯域保証はありましたが1Gbps未満であり、アクセスが集中すると速度が遅くなり、GIGAスクール構想への対応に耐えられないことが懸念されていました。そのため、2022年度に主要な校舎内へ無線LAN環境を設置し、無線LAN環境用回線として光回線を増設しました。
当初は他社の1Gbpsのビジネスプランを導入しましたが、回線利用料とサービス利用料の請求が別々に来るため、事務処理が非常に煩雑であるという課題がありました。
MSK@ひかり導入のきっかけ
SHINKO様には2022年度に中高全ての普通教室へ短焦点プロジェクターと直接投影対応黒板を導入いただき、そこからのお付き合いになります。
その後、予算申請の検討時にSHINKOの営業担当の方から「MSK@ひかり」のサービスを紹介していただいたことがきっかけとなりました。
既存のインターネット回線と比較、検討した結果、教育機関専用回線かつ最大帯域幅が10Gbpsとなること、回線利用・通信サービス利用料の支払いが一元化されることでより良くなる要素がある、ということで「MSK@ひかり」の導入が決定しました。
導入後の状況
2024年度で中高全生徒及び教員への1人1台端末の配備が完了し、授業での活用が加速しインターネット回線の需要も本格化してきました。1人1台端末だけでも約1800~1900台の端末が校内無線LANからMSK@ひかり経由でインターネットに繋がっています。そのような状況においても、「つながらない」、「速度が遅い」という声は上がっておらず、GIGAスクール構想で求められている10Gbps回線を導入したことで、中高合わせて6学年分の端末がスムーズに動作していることに安心しています。
また、教育機関専用回線であるため、周辺の建物のインターネット利用状況に影響を受ける心配もなく、安定運用ができていると感じています。
今後の計画
現在は1人1台端末を対象に「MSK@ひかり」を導入していますが、例えば図書館の学習PC等、既存回線に接続している校内のインターネット環境も整えて、「MSK@ひかり」の力を借りて最大10Gbpsの回線をフルに活用できるようにしたいと考えています。
ご担当者様の声
営業担当の重村さんは、連絡するとすぐに来校して対応してくださるので本当に助かっています。
「MSK@ひかり」は非常に良くできたサービスだと感じています。プランが3段階あり、導入時は最も通信量の少ないプランが適用されましたが、仮に最も通信量の多いプランでもかなり費用が抑えられ、更に帯域幅も10Gbpsに広がり、支払い手続きもシンプルになるということで、事務担当者としては導入を悩む余地はありませんでした。
教育機関に特化した回線というのは他にあまり聞いたことが無く、価格的にも速さ的にも十分満足できるサービスだと感じています。
中央大学附属中学校・高等学校
事務室 江尻様(写真左) SHINKO営業担当 重村(写真右) 取材日:2024年6月
導入いただいたお客様

中央大学附属中学校・高等学校様
今回取材にご協力いただいた中央大学附属中学校・高等学校様は、中央大学の附属校の中で最大規模であり、最も古いルーツを持つ学校です。元々男子校でしたが、2001年度に共学化、2010年度からは中学校も開校しました。
特に高校は校則がなく、「自主・自治・自律」をモットーとする、大変自由な校風です。
そのような環境において、生徒の皆さんは日々探究学習に取り組んでおり、高校3年生になるとその集大成として卒業論文・卒業研究をまとめます。2018年度からスーパーサイエンスハイスクール(SSH)にも採択され、多彩な教育プログラムが実践されており、学びの機会が豊富にある、とても魅力的な学校だと感じました。
今後も中央大学附属中学校・高等学校様のICT教育の推進をSHINKOがご支援できましたらうれしく思います。